【ブログ記事の書き方】説得力のある記事はSPICEが使われている

初心者ブロガー「ブログのネタはあるけど文章が苦手です。説得力のある記事の書き方はありますか?」
こんにちは アヤノです。
先ほどこのようなツイートをしました。
https://twitter.com/ayanotoshiro/status/1209716904975200257
知識の伝達率=知識×プレゼン力です。
・単純化
・お得感
・意外性
・自信
・共感
この5つのポイントを抑えれば相手はあなたに心を動かされます。
ブログ、YouTubeはその実践の場として最高ですね
本記事の内容
- 記事に説得力がないのはSPICEを使っていないから
- Simplify(単純化)
- Perceived-self-interest(お得感)
- Incongruity(意外性)
- Confidence(自信)
- Empathy(共感)
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記事の内容はSPICEを使おう
ブログ記事のネタはあるけど書き方がよくわからない。文章が苦手。書いてみたけど結局なにが言いたいのか分からない記事になっている。
こういう悩みをよく聞きますが、ある公式に沿って記事を構成すればその悩みは解決します。
その公式とは「SPICE」です。
記事に説得力がないのはSPICEを使っていないから
- 知識の伝達率
- 心を撃ち抜く5つのメッセージ
知識の伝達率
いくら知識があっても説明が下手で相手に内容が伝わらなければ知識の伝達率はゼロです。
ブログでいえば商品のレビュー記事を書いても、読者の心を動かすことができなければアフィリエイト収入を得ることができませんよね。
説明が下手だと仮に知識が100あったとしても2や3しか伝わりません。
しかし説明が上手い人は10の知識を100あるように見せることができるのです。
つまり
知識の伝達率=知識×プレゼン力(説得力)
といえます。
心を撃ち抜く5つのメッセージ
実は説得に必要な非常に優れたテクニックがあります。
それが「SPICE」です。
SPICEはオックスフォード大学教授の心理学者ケヴィン・ダットン博士が「人をその気にさせる説得の公式」としてまとめたものです。
- Simplify(単純化)
- Perceived-self-interest(お得感)
- Incongruity(意外性)
- Confidence(自信)
- Empathy(共感)
これは「サイコパス」の研究から導き出されたものです。この5つのテーマを話の中に盛り込むことで、相手に強い印象を与えつつ上手く説得することができるようになります。
これをブログ記事に応用すれば自己流とは比べものにならないほど説得力のある文章ができます。
以下で一つずつ解説していきます。
Simplify(単純化)
Simplify(単純化)は「伝えたいことをできる限り単純なメッセージにすること」
- トランプ米国大統領「アメリカをもう一度偉大な国に」
- オバマ元米国大統領「私達はできる」
- 立花孝志元N国党党首「NHKをぶっ壊す」
例が政治家ばかりになってしまいましたが、要するに伝えたいことを一言でまとめることです。それも小学生でもわかるくらい単純化します。
いわゆるスローガンやコンセプトみたいなものですね。ブログでいえばタイトルです。
これが上手くできていると、その人が一体なにを言いたいのかがスッと頭に入ってくるようになりその後の話にも耳を傾けてくれるようになります。
そしてこの単純化したメッセージは説明の中で繰り返し使うことです。
Perceived-self-interest(お得感)
市場が求めていることは結果ではなく価値観
ブログで月250万円を稼ぎだしているクロネコ屋さんもこのように発言しています。
・25歳で社長
・ブログで月100万稼いだ
・TOEIC900点こんな風に結果だけを出してブランド価値が出ると思ったら大間違い。大事なのは結果ではなく、結果に至るまでのプロセスとそこから抽出された思考&価値観
皆が求めているのは「私は凄いでしょ?」ではなく「なぜ私はやり切れたのか」です
— クロネコ屋@ブログ×SNSマーケティング (@NINJAkusokuso) December 27, 2019
例えば掃除機のレビュー記事を書く場合
- この掃除機の吸引力はすごい
- とても軽いのに充電長持ち
- デザインががっこいい
上記のように掃除機の良いところだけを書いても読者の購買意欲は刺激されません。
では下記のような場合はどうでしょうか?
- 吸引力が強いので掃除機をかける時間が減って時間の節約になる
- 一回の充電で家中お掃除ができるのに軽いから腕が疲れない
- デザインが良くインテリアにもなるので収納場所がいらない
大切なことは、その掃除機を使うと読者の生活がどうよくなるのかに重点をおいた記事にすることです。
押し売りスタンスでは例えそれが有益な情報でも相手の心に響きません。
大事なのは「それが相手にどう役立つか」を語ることです。
Incongruity(意外性)
意外な事実を提示して説得する
以外な事実に相手の注意がむいているうちに説得するということです。
例えばネットで炎上騒ぎがあったとします。
ネットの世界で匿名で他人を炎上させているのは心が貧しいヒマな奴だ
— 綾野 利郎@現場監督ブロガー (@ayanotoshiro) December 27, 2019
人間にはシャーデンフロイデという感情があります
「人の不幸は蜜の味と感じること」
炎上させる人たちはこの傾向が強い人たちです最も達が悪いのが自分が正義だと思っている場合
しかしそれは錯覚にすぎません
シャーデンフロイデの傾向が強いほどネットで孤立し、苦しむのは本人です https://t.co/oJ84E08cyT
— 綾野 利郎@現場監督ブロガー (@ayanotoshiro) December 27, 2019
どちらも炎上についてのツイートですが、どちらの方が説得力があるでしょうか。
後者の方が説得力があるように感じませんか?
あたなが前者のように「炎上させている奴は他にやることのないヒマな奴らだ」と断言しても聞き手の心には響きません。理解してくれる人はいるかもしれませんが共感までしてくれる人は少ないでしょう。
そこで後者のように「Incongruity(意外性)」を使って話すと印象が全く違います。
まずシャーデンフロイデというワードが出てきて頭の中に「?」が出てきませんでしたか?
この「?」こそチャンスです。
実際にシャーデンフロイデとツイッターの関係性を示した実験データはありません。
しかしそこには触れず堂々と言いきることです。
次に紹介するConfidence(自信)と組み合わせると説得力がさらに増していきます。
Confidence(自信)
自信満々に語ること
まずは自分の知識をSimplify(単純化)して投げかけましょう。
そしてそれに特化して自信満々に語ることです。そうすると聞き手は耳を傾けてくれます。
なぜなら「ハロー効果」という心理が作用するからです。
これはずば抜けて良いところがある人に出会うと、その好印象が強く心に残り「この人は何でも出来そう」と思ってしまう心理です。
- 英語ペラペラ→仕事できそう
- 字がキレイ→礼儀が正しそう
しかし実際は目立った特徴と全体的な能力に関連性はないのです。
ブログでいえば特化型のブログです。
ネットビジネスブログ
超後発組 X ネットビジネス成功戦略!
2018年からせどりを始めた伊藤宏和のブログです。ここでは超初心者・超後発組の私が月商100万円に到達するまでのノウハウをすべて公開します。買ったもの・売れたもの・失敗したもの全て公開します。ブックオフ・家電量販店・ヘルスアンドビューティー・プラモデルのせどりを得意としております。せどりの組織化・法人化・外注化についても情報発信していきます。
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スキルアップや転職・起業にまつわる情報を中心に、旅行やグルメ情報・ちょっとしたまめ知識などを幅広く配信しています。これまでの人生で得たお金の話や苦境の乗り越え方など経験にもとづいた情報なども配信しています。
クレジットカードブログ
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上記でご紹介したような何かに特化したブログ内容を自信満々に記事にすることで、読者は根拠のない信頼性を感じやすいのです。
Empathy(共感)
共感を入口に相手を説得する
ブログ記事でいえば、記事の内容に反対の意見を示して理解してあげることです。
全てにおいて完璧な人間などいません。様々な意見があり、全く反対の実験結果もあるかもしれません。
そういう意見にも理解(共感)を示すことで、相手の心にもあなたへの共感が生じるのです。
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SPICEは何にでも応用できる【悪用厳禁】
今回はブログ記事に特化したSPICEの使い方を説明しましたが
- ビジネスのプレゼンで
- 女性を口説くとき
- 親を説得するとき
何にでも応用できます。
また熟練すれば冒頭でいったように10の知識を100あるかのように説明できるでしょう。
かなり強力なテクニックなので悪用しないようにしてくださいね。
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