知っておくべき住宅ローン借入の心得【ローン破綻回避】
30代男くん「結婚して子供も生まれるのでそろそろ住宅を買いたい。けどいくら借入すればいいの?ちゃんと払っていけるか心配。」
こんにちは アヤノです。
先ほどこのようなツイートをしました。
新築をお考えのお客様によくされる質問
「私の年収だと総額いくら借りられますか?」
この考え方は少し危険です。
大事なのは月々いくらまでなら無理なく払えるか。そこから逆算して考えるべき収入に対する最適な家賃の割合は「手取り月収」の3割が目安【スマイティ】 https://t.co/KWSBd4CVH2
— 綾野 利郎@現場監督ブロガー (@ayanotoshiro) November 27, 2019
このような考え方は危険です。
その理由と安全な適性ローン借入金額の解説をします。
本記事の内容
- 住宅ローンは月給(手取り)から逆算すべし
- 基準は月給(手取り)の25%~30%まで
- ボーナスはないものとして考える
私の本業は住宅デザイン・監督です。
実際に約200棟の家づくりに携わってきました。
ローン破綻を経験した知り合いもいます。
その経験を生かして住宅・マンション購入を検討している方に知っておくべき住宅ローンの考え方をお教えします。
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借入可能金額をフルローンするのは危険【破滅への道】
住宅ローンは月給(手取り)から逆算すべし
- フルローンは絶対NG
- フルローンは致死量ギリギリライン
- 毎日徹夜づけでハーバード大学を目指すようなもの
まず現在の家賃は金銭的に余裕があるのか。
いま住宅・マンション購入を検討しているということは、現在は家賃を支払っている方がほとんどですよね。
もしいまの家賃が月々の家計を圧迫しているのであれば、月々のローンはそれ以下の金額に抑えなければなりません。
ましてや借入可能金額をフルローンすることとは、あなたの経済的信用を使い切るということになります。
これではますますローンが家計を圧迫し、いずれ首が回らなくなる可能性が大です。
住宅ローンは月給(手取り)から適性金額を計算して逆算すればムリのない返済計画がたてれますよね。
基準は月給(手取り)の25%~30%まで
世帯月収入45万円なら月々の支払いは11~13万円
月給の主な割合としては家賃(ローン)30%、貯金10%、食費20%、その他40%が理想です。
男のロマンとしてはデカくて広い家に憧れますが、身の丈にあった人生設計が必要です。
将来成功してお金に余裕が出れば、そのときにまた理想の住まいを買うかどうか考えればOKです。
収入に対する最適な家賃の割合は「手取り月収」の3割が目安【スマイティ】
家賃は一度契約すると基本的に同じ金額の支払いが継続することになります。収入に対して高すぎる家賃のお部屋に住んでしまうと、その他の費用をやりくりしても家計改善が難しくなる場合もあるため、慎重に検討したい重要な費目といえます。自分にとっての適切な家賃はどのようにして考えればよいのか、整理してみましょう。
ボーナスはないものとして考える
- ボーナスは不安定なので、ないものと考えること
- ボーナス会社の業績に左右される
- ないものと考えると精神的にも楽です
ボーナスはあればラッキーぐらいの考えでOK
会社の業績に左右されるボーナスは文字通りボーナスです。このご時世、毎回あるとも限りません。
いっそないものとして考えた方が精神的にも楽です。
まとめ:身の丈にあった計画をすることが大事
分譲VS賃貸論争はよく耳にしますが
どちらも月々の支払いから逆算すれば家計を圧迫することもなく安心できますね。
身の丈にあった計画をすることが大事です。
この記事を書いていて改めて感じたのは、やはり自分で稼ぐ力が必須ですね。
ボーナスも給料も会社もずっとあるとは限らないですから。
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